第15章 ☆毒・針・猛・襲
急いで三浦の元に向かった
すでに三浦はゾディアーツといて、スイッチを手にしていた
『あ…!』
は急いでフードロイド達を向かわせ、フラッシュの光に驚いた三浦はスイッチを落とした
弦太郎《やめろ三浦!!》
スコーピオン《もう遅いフォーゼ》
弦太郎《何だと!?》
スコーピオン《お前達が邪魔しなければ…彼はスイッチを押していた》
『スコーピオン…!!』
スコーピオン《そうだオリオン…》
三浦「あぁっ…!」
スコーピオン《スイッチが欲しければ…明日の放課後、取りにきたまえ。初めて君にスイッチを渡した場所に…な…》
三浦「…!!」
弦太郎《目を覚ませ!三浦!》
スコーピオンは消えた
弦太郎《三浦!》
弦太郎は変身を解いた
弦太郎「わかってるな!?絶対に行くなよ!」
三浦「もう俺のことはいいよ…」
弦太郎「そうはいくか!!お前は俺のダチだ!!ダチは心の薬なんだ!!約束する!!お前の心が何度折れそうになっても、俺が必ず治してやる!!」
三浦「もっともらしいこと言うなよ!!あいつの言う通りなんだ…。俺は結局、怪物になりたいんだよ…」
弦太郎「しっかりしろ!!」
三浦「…こんな弱い人間の気持ちが…お前みたいな奴にわかってたまるか…」
弦太郎「えっ…?」
三浦「お前がどんなに止めたって…きっと俺は最後に押してしまうんだ…スイッチを…」
三浦はフラフラ歩きだした
誰も追いかけることができなかった
ズキッ…
『…!』
近くに…いる…?
ユウキ「先生…」
園田「三浦くん大丈夫?」
『園田…先生…』
まさか…先生…がね…??
園田「さんも…大丈夫??」
園田はの肩に手を当てた
バチッ!!
『きゃ…っ』
園田「!!」
『え…?』
園田「せ…静電気かしらね…?」
『は…はい…』
何…?
今の…
体に電気が走った
静電気なんかじゃないよね…?
『…?』