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【降谷零】意地悪すぎだよ!降谷さんっ!!~翻弄しすぎの上司~

第18章 ギフト


「私だって…とっくに零さんの虜になってる…」
「…本当か?」
「…うん…知らなかったでしょ…」
「その割に風見を見つめ、ヤキモチ妬いていたのか…」
「仕方ないじゃない…もぉ…」

そう言い終わる頃に雅の唇は降谷に塞がれていた…

愛おしいがゆえに…不安になる…
そして相手が欲しくなる……
想いが一度でも解り、通じ合えたならもっと…その先まで…

くちゅりと唾液の混じり合う音が耳に付く…以前にキスを重ねたのはいつだったっけ…そう感じながらもその思いは吹き飛ばされるかのように雅は降谷に口内を犯され始めた。

唇を割り、奥まで降谷の舌は入り込む。纏められた髪もすこし崩れるかのように雅は首に巻き付いた。

「…離れている間に積極的になった物だな…」
「ばか…」
「それとも…?風見に仕込まれたか?」
「そんな事ない…!!」
「なら、『仕込まれていない』と言った事…確かめていい?」
「…ん」

その返事を聞いて降谷はネクタイを外し、シャツのボタンを外す。シャツもまた脱ぎ去るとゆっくりと体を重ねた。

首筋に噛みつく様にしゃぶりついた降谷。降谷自身もまた、久しぶりに目の前にした雅を相手に押さえ等効かなくなっていた。

器用にホックも外し、胸の膨らみを確かめるように包みこむ。

「ァ…ンァア…ッ」

雅の唇からは吐息が漏れ出した。それでも抑えようとはせず、降谷の肩にしがみつく。

「もうこんなになってる。」

そう囁きながらもカリッと甘噛みを繰り返す。貪る様にふくらみを味わい、体を撫でていく……その指、仕草、愛撫…すべて変わっていなかった。吸い付きも、くれる快感も…全て雅の知っている降谷だった。

スッと指が腰に移るとピクリと雅の体も反応する。そっと太ももを撫で上げれば声を上げる…

それもまた、降谷の知っている雅そのものだった。ゆっくりとパンツをおろし、下着越しに秘部をなぞる降谷。すでにそこは蜜壺から溢れ出した愛液で濡れきっていた。

「確かに…風見に仕込まれては無いようだ…」
「だから…ンァ…そういった…ンン」
「どうして欲しい?」
「そんな…ン…ゃ…」
「60点。どうして欲しい?雅…」

そう言いながらも降谷は上から見下ろしていた。
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