• テキストサイズ

【降谷零】意地悪すぎだよ!降谷さんっ!!~翻弄しすぎの上司~

第12章 遊園地


『幾ら君でも雅に手を出すなよ?』

そのメールを呼んだ瞬間に口に含んだ水でむせこんだ風見。

「ちょっと…大丈夫ですか?」
「あ…あぁ…」

慌てた雅にそっとそのメールを見せる。

「なに…言って…もぉ…」
「(怖くてそんな事出来ないって…)ハァ…」

サラダバーのお皿が届いたと同時に2人はそれぞれ立ち上がった。そのままサラダコーナーへと足を進める。ちょうどその時降谷も席を立った。サラダコーナーで何気なく隣になったと思わせながらも降谷に風見は耳打ちをする。

『現状0894、動きなし…』

次いで雅がすれ違うと雅もまた声をかける。

『0894のレツ、ポイントKにて確認』

その2つの情報から降谷は状況を頭の中で整理する。この3人だからこその連携だった。

こうして昼食も時間を書けて取り終えるとまたそれぞれ散り散りになって行く。それから1時間ほどした頃だった。動きがあった。

『じゃぁこれで…』
『しっかしこんな所でなんて、あんたも物好きだな…』
『へへ。とはいっても、誰もこんな所でだなんてサツも思わねぇよ。』
「ざーんねんでした。」

そう声をかけたのは雅だった。その後ろには風見も居る。そうしていたものの、風見が雅をぐっと自身の後ろに押し込むとくいっとメガネを押し上げた。

「全く…本当に成瀬の言ったポイントで起こるとはな。どうしたらその推理が働くのやら…」
「さぁ。消去法ですよ。」
「どちらにせよ、それを自分にも置き換えれたらいいのにな」
「何言ってるんですか?」
「さぁな」

話しながらも1人は逃げようとするもののその先は関係者用だった。しかしそんな事は犯人には関係ない。どんどんと入って行くものの、南京錠がかかっていた為、行き先を失った。1人は風見が確保をする。その場で降谷に連絡を入れた。何かしら理由を付けたまま、近くに来ていた降谷はすぐに合流する。その直後だった。雅から風見に連絡が入った。

『たーすーけーてー!!』
「どうした!?」
『マル被が…気ぃ失ったものの重くて運べない…』
「たく…ケガは無ないか?」
『私は、ね?』
「すぐ行く。」

そうして雅と合流した風見と降谷。合流して時期に降谷は唖然としていた。
/ 155ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp