【降谷零】意地悪すぎだよ!降谷さんっ!!~翻弄しすぎの上司~
第21章 レフティーの重き代償…
「…感心しないな…俺の腕の中で他の男を思い浮かべるとは…」
「そんな事…」
「ないとは言わせない何を余所事考えてるか解らないが…他の男を考えるなんて、今の内だけだ。すぐに僕しか見えなくしてやる」
「零…ン」
指はそのまま腰から背中にかけてなぞりあげ、肩ひもを降ろすと鎖骨に唇を寄せる。
「零…ッ」
「悪いな…どうやら今日は…優しくしてやれそうにない…」
「…ンク…れ…ぃ」
立っているのがやっとの雅にお構いなしで降谷は体中にキスを幾度と落としていく。そんな時だ。着信が入る。
「…もしもし、」
『降谷さん、お疲れの所すみません』
「風見か…何だ…?」
『水野の送検が決まりました。明日、行われるそうです。』
「そうか。解った…」
『それと…』
「なんだ?」
「…ン…ァ…零ぃ…」
『…ッ?!……失礼しました…メールで送ります』
「あぁ。そうしてくれると助かる…」
そうして通話を切った。パンツのバックポケットに携帯をしまうと腰に腕を促しながら、降谷は少し苛立った口調で話し出した。
「全く…君ときたら、余程今日はツイて無いらしい」
「…ンァ…ハァ…」
「その声…風見に聞かれたな…」
「…ッッ」
キュッと巻き付く腕に力が入った雅。そんな雅を感じ取り降谷は抱き上げ、寝室へと向かった。
「あのレフティーに肌を見せ、風見に声を聞かれ…、このツケは大きいぞ?解って居るか?」
「…零…ぃ…ごめんなさい……ごめ…」
「もういい。だが、さっきも言ったが同時に手加減もしてやれそうにない。覚悟してくれ…」
そういい普段よりも少々荒っぽくも、降谷は雅の堕ちるのを構わずに何度も何度も…甘く啼かせ始めた。普段と違いなかなか射れる事もせず、快楽という波に溺れさせた。
「れ…ぃ…ッッそんな…だめ…」
「だめという言葉は聞きたくない。……『イイ』の間違いだろ…?」
「そんな…ァア…」
何度舌と指で絶頂を迎えただろうか…気が遠くなりそうな時、両足を持ち上げた降谷はゴムをつけた一物を愛液で満たされた雅の秘部に宛がい一気に押し込んだ。
「アァッッンァ…」
「…ンク…」
「れ…ぃぃ…!」
「ここだろ…イイの…」
そういい奥のピンポイントを突き続けた降谷。何度も絶頂を迎えた後の為雅もあっけなく堕ち、次いで降谷も堕ちて行った…