第8章 六人目のマギ シンドリア [完]
あれから暫く経ち六人で廊下を歩いていると…
『あれ?女の人だ…』
前には黒い帽子を被り、珊瑚と真珠で出来た杖を持っている女性が現れた。
シャル「げっ」
ヤム「何か"げっ"なのかしら?」
シャル「お前を見て行ったんだよ!」
ヤム「ほっんとに嫌な男ね、この剣術馬鹿は!」
シャル「んっだと!やんのかこの陰険魔導士!」
シャーーーと威嚇し合うなかはシャルルカンの袖を掴む。
『シャル兄この人はだぁれ?』
シャル「んぁ?コイツか、軟弱な上に偉そうな魔法使いの中でもとびきり陰険な魔導士のヤムライハ。コイツは好きに呼んでいいぜ!」
ヤム「なんですって!ってこの子は?」
アラ「ヤムさん!ボクと同じマギのさんだよ!」
ヤム「マギ?この子が??」
『マギの!8歳よ!よろしくね!ヤム姉。』
ニッコリ笑いかける。
ヤム「へぇー。マギなら魔法も使えるわよね!貴女は
炎の1型
水の2型
光の3型
雷の4型
風の5型
音の6型
力の7型
命の8型どれが得意なの?」
『使えるよ!
一番は8型の命かな…次に
5型の風
4型の雷
3型の光
6型の音
7型の力
1型の炎
2型の水の順番だよ。』
ヤム「へぇー。一応一通り使えるのね!」
『短い間だけど教えてくれた人がいたから!』
ヤム「そうなのー。また、習いたいとおもう?」
『うん!楽しかったから!また、習いたいなとは思うよ?』
ん?と首を傾げる。
ヤム「時間あげるから今度習いにいらっしゃい。」
ヤムライハはの頭を撫で言う。
『明日からジャーファルの政務官補佐しなきゃ無いから…お休みの時間でもいい?』
ヤム「そうなの?いいわよ、待ってるわね!」
ニッコリ笑いかけるヤムライハ。
ヤム「_____ッ!!!」
ヤムライハが何かを耐えるかのように強く目を瞑り前かがみになった。
シャル「おい?どうした!?」
ヤム「駄目ッ!!!もう持たない!!!」
目を開きそう叫ぶ。
キイイイイイイイン______
マス「先輩!結界がッ……」
マスルールは空を見る。
シャル「侵入者かッ!!!」
シャルルカンは剣に手をかける
シン「マスルール、シャルルカン、ヤムライハ!!!」
ジャー「七人共大丈夫ですか?」