第8章 六人目のマギ シンドリア [完]
アリ「アラジン!それと……」
嬉しそうにアラジンの名を呼ぶ、隣に居るを見て首を傾げる。
シャル「お嬢ちゃん、名前は?」
シャルルカンは見たことも無いの存在に不審がる。
『私は!今日からここに永住するマギよ!!!』
アラジン手を離し腰に手を当て胸をはる。
シャル「マギだァ?証拠は?」
身長に合わせしゃがみ手のひらを上にしちょいちょいとする。
『むぅ…アラジンの王候補は誰!?』
キッとアラジンを見る
アラ「ア、アリババくんだよ…」
睨まれ後ろへさがる。
『"アリババくん"ジンを見せなさいッ!!!』
手を差し出す
アリ「え、えぇ!!!」
『金属器を出して!八芒星の刻まれてるのがあるでしょう!?』
はーやーくー!と差し出した手を上下へ振る。
シャル「アリババ、金属器みせてやれ。」
クィっと顎で指示するシャルルカン。
アリ「はい、師匠。……ほら、これだよ。」
アリババは剣に刻まれた八芒星を見せる。
『こ、れ、が!!!マギの力よ!!!』
はアリババの八芒星に触れる。
ズドロロロロン_____
アモン「む!我を実体化させるほどの魔力の持ち主は…?」
アリ「あ、アモン!?」
シャル「マジか…」
『アモン!私よ!』
八芒星に触れながらぴょんぴょん跳ねる。
アモン「おぉ。我がマギよ…息災であったか?」
『うん!元気よ!アモンも元気そうでよかった!』
アモン「青髪のマギも久しぶりよのぅ…」
アラ「う、うん!元気さ!」
アモン「そのまま息災であれよ…」
『またね、アモン!』
手を振り八芒星から手を離す。
『どう?マギの力は?』
ふふんと腰に手を当てる。
シャル「王サマには会ったのか?」
『シンのこと?』
こてん、と頭を傾げる。
シャル「会ったみてーだな。」
『明日からジャーファルの政務官補佐をするのよ!』
シャル「ジャーファルさんにまで会ってるのか…」
なら、問題ねぇーな!と立ち上がる。
シャル「俺はシャルルカン、よろしくな!」
に手を差し伸べた。
『よろしく!長いからシャルでもいい?』
ニッコリ笑いかける
シャル「お前ぇ、いい覚悟してんな…まァいいシャルさんって呼べェ!」