第8章 六人目のマギ シンドリア [完]
ジャー「子供用の服を調達する様に下女に伝えておきます。まずは部屋に行きましょう。」
こちらです。と言いながら案内するジャーファル。
シン「すまんな、ジャーファル。」
を抱きながら着いてく。
アラ「部屋がわかったらアリババくんやモルさんと遊びに行くね!さん!」
嬉しそうにシンドバットの横で話しかける。
『その二人はアラジンの友達なの?』
初めて聞く名前に疑問を持つ。
アラ「うん!アリババくんやモルさんはすごい人なんだよ!」
両手を広げ語るアラジン。
『そう!紹介してくれるならたのしみにしてるわ!』
アラジンの話を聞くとはニッコリと笑う。
アラ「うん!楽しみにしてておくれ!」
ニッコリ笑い返すアラジン。
ジャー「アラジンと仲良さげでしたので部屋も近くに致しました。」
アラジンの部屋とほど近い距離の部屋を用意したジャーファルが扉を開ける。
シン「この部屋か!」
『広ぉーい!!』
アラ「いい部屋だね!」
三人は部屋に入ってく。
ジャー「一応食客用の部屋ですからね。」
当然ですね。とジャーファルは言う。
シン「持て成す側としてはこの位の部屋を用意しないとな…」
を抱えながら部屋を見渡す。
コンコンッ_____
ジャー「入りなさい。」
「子供用の服を用意致しました。」
小さいワンピースを持った下女が入ってくる。
ジャー「丁度良いですね、着替えましょう。」
ジャーファルは下女から服を受け取ると下女は出て行った。
『物の良さそうな服だけど…来ていいの?』
眉を下げジャーファルを見る
ジャー「貴女に用意した服です。」
シン「一人で着られるな?」
シンドバットはを下ろす。
『うん!着られるわ!』
ジャー「男は一旦出ましょう。」
ジャーファルはシンドバットとアラジンの背中を押し出ていく。
『んっしょ!』
はワンピースを脱ぐと渡された綺麗なワンピースへと着替える。
着替え終えると扉を開けひょこっと顔をだす。