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【マギ】短編集 中編集 の予定。

第8章 六人目のマギ シンドリア [完]



_____執務室


「やぁ、アラジン稽古は終わったのか?」

アラ「うん、おじさん!今終わったとこなんだよ!」

「シン様、手を止めないでください。」

シン「ジャーファル…君はホントに手厳しいな!」

ジャー「すみませんね、でも私は仕事を早く終わらせて欲しいのです。」



は扉に耳を当て聞き耳を立てる。

『んふふ』

楽しそうに会話を聞く



ジャー「……ッ!!!」

ツカツカと扉の方へ歩き出す。

シン「ジャーファル?」

いきなり歩き出すジャーファルに戸惑うシンドバット。

ジャー「いえ、気配を感じた者で……」

そう言うと扉を開けるジャーファル


『わっ!!!!!!』

扉に耳を当てていたは執務室へ転がる。

シン「子供?」

ジャー「と言えども侵入者です。」

縄鏢を構えるジャーファル。

『わわわっ!』

慌てた様子でジャーファルから離れる

ジャー「待ちなさい!」

ジャーファルは縄鏢を投げようとする。

アラ「待って!ジャーファルおにいさん!!」

アラジンが止めに入りに近づく。

『?』

アラ「ボクはアラジン!君の名前は?」

アラジンは片手を差し出し名乗る

『私はよ!』

頭一つ分大きいのアラジンの手を取る。

シン「じゃ、。どうして王宮にいるんだ?」

机に肘をつき両手組むシンドバットが問いかける。

『え?お城探検が好きだから!』

ハッキリとそう答える。

ジャー「どうやって警備を通ったんです?」

縄鏢をしまいに尋ねる。

『飛んできたんだよ?』

アメジストの付いた杖をジャーファルに見せる。

シン「は魔導士なのか?」

アラ「んー。」

アラジンがを見て悩み出す。

ジャー「どうしました?アラジン」

悩み出すアラジンを心配するジャーファル。

アラ「さんのルフちょっと普通と違って…」

金色に輝いて綺麗なんだけど…んー。と悩むアラジン。

『だって私マギだもの!他の人とルフが違って当然よ!』

腰に手を当てアラジンに言う。

アラ「さんもマギなのかい?」

『"も"って事は貴方もなの?』

眉間に皺を寄せる。
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