第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]
謝肉祭(マハラガーン)____
「シンドバット国王に乾杯ッ!!!」
「海の恵みに乾杯ッ!!!」
国民が喜びに溢れていた。
ヤム「ッ!!!お着替えしましょ?」
せっかくの謝肉祭なんですもの!っとヤムライハがを連れていく。
『あ、あぁの……』
もじもじと身体を縮こませる。
『露出が多いような…』
と赤い顔でヤムライハを見る。
ヤム「大丈夫、大丈夫!シンドバット王も喜ぶわ!」
ヤムライハは笑顔でに言う。
『シンが…喜ぶ…』
嬉しそうに笑う。
ヤム「さ、シンドバット王の所へいきましょ!」
『はい!!!』
ヤムライハにテコテコ着いてく。
キャハハキャハハ___ウフフフ___
「王様ぁ、次は私をお膝に乗せてくださいな〜」
「え~次は私よ~」
「王様〜お酒のお代わりどうぞ〜」
ワヤワヤとシンドバットの周りに集まる女達。
シン「ハハハハッ!!!大丈夫!全員膝に乗せるから順番にな?」
とものすっごくいい笑顔で笑うシンドバット。
ヤム「あちゃー、もう始めてたか…」
ヤムライハはその光景を見て額に手をあてる。
『…………っの……』
小さな声で何かを呟いてる
ヤム「…?」
『私のシンが……他の女の……毒牙にッ!!!』
ワナワナと両手で8本のくないを構える。
ヤム「ッ!!!落ち着いて!!!これはいつもの事なのよ!が来てからシンドバット王は余り女の人を侍らして無かったみたいだけど…」
背中でシンドバットをから隠し見えなくするヤムライハ
『ッ!!!いつもの事なのですかッ!!!』
カランッとくないを落としその場に崩れ落ち泣き始める。
ヤム「…ッ」
ジャー「どうしたんですか?ヤムライハ、。」
は泣いている様ですが…とジャーファルは二人に近寄る。