第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]
あれからまた、時は過ぎ。
ヤム「シンドバット王!アバレウツボが出ましたッ!!!」
シン「そうか!八人将集合だ!、君も来てくれ!」
書類を書いていたシンドバットは海岸へと足を運ぶ。
『はい!!』
シン「今日は謝肉祭(マハラガーン)だな!!!」
ジャー「最近は警戒網をくぐりぬけて島へ襲来した南海生物はいませんでしたからね。」
『謝肉祭(マハラガーン)?』
ジャー「年に数回、警戒網をくぐりぬけて島へ襲来した南海生物を撃退し、その肉を振るまう収穫祭は謝肉宴と呼ばれ、国をあげた祭りとなっているんです。」
シン「だから、今日はお祭りだぞー!」
シンドバットはニッコリ笑いかける。
『お祭りッ!!!』
嬉しそうに笑う。
ジャー「ここですね…。」
キシャアアアアアァァァァアアア_____
とアバレウツボが威嚇をしていた。
シン「今日は誰が行く?」
ジャー「私が行きましょう。」
アバレウツボの近くまで近づくと縄鏢を構える。
ジャー「双蛇鏢(バララーク・セイ)!」
ジャーファルは縄鏢投げアバレウツボの首を落とす。
腹を開き、内蔵を取り出し、背骨、腹骨を捌いていく。
地面に布を引いてある所へと盛り付けた。
ジャー「終わりました。」
ジャーファルはスタスタとシンドバットの元へと戻る。
シン「あぁ、お疲れ様。みんな!仲良く分けてくれ!!!」
国民に伝えるシンドバット。