第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]
『シン…さっきの姿…なに?』
涙を流しながら聞く。
シン「身体をジンを宿したんだ。魔装と言うんだよ。」
剣の八芒星を見せるシンドバット。
『ジン、魔装…?』
シン「俺は迷宮攻略者なんだ…」
わかるかい?とに聞く。
『凄いこと、なんだよね?』
ジャー「凄いことなんですよ?
世界各地に点在する建造物。中には様々な生物・植物・宝物が有り、宝物庫までたどり着きジンの金属器を手に入れることが最終目的になる。なお一定数金属器を手に入れると眷属ともども迷宮内に入れなくなるんです。」
シンはジンを七つも所持してるんですよ?とジャーファルは教える。
『なるほど。分かった…物凄く凄いことなんだね。シン凄い。』
横になっていた上体を起こしキラキラした目でシンドバットを見つめる。
シン「そんな目で見られると照れるな…」
ぽりぽりと頬をかくシンドバット。
は不思議な話に既に泣き止んでいた。
ジャー「私は警備に戻りますね。」
男を引きずりながらジャーファルは部屋を出て行った。
シン「さて、寝るか、」
ベットに入りと布団をかけ直すシンドバット。
『はい、シン?』
は布団を被りシンドバットと呼ぶ。
シン「なんだ?」
身体ごとの方を向く。
『私、もっとシンを知りたいです。』
シンドバットを見つめ言う。
シン「あぁ、話してやる。国を作る前の冒険の話とかな…」
ポンポンと頭を撫でる。
シン「おやすみ、。」
『おやすみなさい、シン。』
お互いに目を瞑り眠る。