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【マギ】短編集 中編集 の予定。

第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]




コンコン____

ジャー「シン、入りますよ。













何してるんですか貴方は……」



呆れた目で抱き合いキャッキャッする(そう見える)二人をみる。


シン「あぁ、ジャーファル!」


の頬をから顔を離しジャーファルを見る。



ジャー「"あぁ、ジャーファル!"ではありません。
貴方の言いつけ通り城中の警備の強化、ヤムライハに頼み結界の強化。全て済ませました。
今日は念の為私がこの部屋の警備をします。」


はぁ、とため息を吐くジャーファル。



シン「ご苦労さま。頼んだぞジャーファル。」

ニッコリ笑いかけるシンドバット。



ジャー「今日はもうこの部屋からは出ないように…」

失礼します。とジャーファルは部屋から出て行った。


シン「ジャーファルがこの部屋の警備をしてくれるなら安心して眠れるさ!」

さぁ、寝ようか?とを姫抱きにベットに寝かせ自分もその横に眠る。



『は……い』

シン「眠るのが怖いかい?」

肘で枕を作り頭を乗せながらに問う。


『油断をするのは…怖いです。』

小さな声でそう言う。



シン「大丈夫だ、俺がいる。ジャーファルもいるしな…」

ゆっくり抱き寄せ背中をを一定のリズムで優しく叩く。


『シンっ…ダメ…寝てしまう…』

シンドバットにしがみつき首を振る。

シン「眠っていい…10日位まともに寝てないんだ…」

シンドバットはトンっトンっと背中を優しく叩く。

『…んぅ。ぅ"ー…』

必死な様子で睡魔と戦う。


シン「ハハッ!戦うな戦うな。眠るんだ。」

ポンポンと頭を撫でるシンドバット。


『んぅ。』

スゥ…と寝息か聞こえた。

シン「眠ったか、だが…眠りは浅そうだな…」

抱きしめシンドバットも眠りについた。




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