第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]
シン「当分はこの部屋で休むといい。」
シンドバットは自室に連れてきた。
『ここは…シンドバット様の部屋ではッ……』
シンドバットの腕の中でキョロキョロと辺りを見渡す。
シン「あぁ、だから風呂もあるぞ。入っておいで…」
とそう言うと風呂場まで行きを下ろす。
『えっと…』
今だキョロキョロする。
シン「一人で入れないなら一緒に入ろうか…?」
とニッコリ笑いかけるシンドバット。
『い、いえ…一人で入れます。』
風呂場へ入ってく
シン「ふぅ…」
一息つくと自分も着替えに入るシンドバット。
着替え終えてから下女を呼びの着替えを持ってくるように言う。
風呂場____
頭からお湯をかけるその足元には自分では無い血が薄くなって流れてく。
石鹸を使い頭、身体を泡にまみれさせて行く。
そして一気にお湯で流してく。
『……ふぅ。ッ!』
後ろに気配を感じ念の為持っていたくないに手をかける。
つかつかと服を脱いた気配のある広場へ歩いてく…
『(シンドバット様の気配じゃない…殺気がない…隠してるのか…)誰だッ!!!』
バンッと扉を開けくないを構える。
シン「ッ!!!」
シンドバットはの殺気にすぐさま気づき風呂場まで行き下女に向けたくないを寸前で止める。
『ッ!!!シンドバット様!?』
シンドバットを確認してから自分がくないを向けた者を見る。
くないから手を離す。
カラン___
シン「君の着替えを手伝わせるために下女を呼んでいたんだが…狙われてる君には少し刺激が強すぎたみたいだ…」
立ちすくむ下女を下がられてシンドバットがをタオルで包む。
シン「着替え終わったら奥の寝室へおいで…」
頭を撫でると出ていくシンドバット。
は急いで髪を拭き服を着ると奥の寝室へと向かう。
シン「来たね。さぁ、話を聞こうか…」
を膝に座らせる。