第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]
「里を裏切ったな!?」
「おのれ、この裏切り者ッ!!!」
「死ねぇ!!!」
男たちが束になってへと襲いかかる。
『私はあの方の剣…誰にも…止められはしない。』
ザシュッ__ザシュッ____ザシュッ_____
あの方にも手出しはさせない。と糸の繋がった8本のくないでなぎ倒していく。
敵は声を発する間もなく地に付してく。
カチャ___
シン「……?」
シンドバットは窓を開け下を見る。
『シンドバット様ッ!!!』
血まみれのがその場に跪く。
そんなは月明かりに照らされる。
シン「なッ!!!血まみれじゃないか!!」
二階から飛び降りへ駆け寄るシンドバット。
『ッ!!!シンドバット様二階から飛び降りるなんて…』
危険でございます!という前にシンドバットはを立たせ傷が無いか見て回る。
シン「怪我は、無いな…まさか。ウチに来てから毎晩こんな感じとか言わないよな?」
まさか…と青ざめるシンドバット。
『安心なさってください。狙われてるのは里を裏切った私です!シンドバット様が狙われてる訳ではありませんので…!!!』
安心しておやすみ下さいと笑う
シン「城の警備を強化する。今ならまだジャーファルも起きてるだろう。」
を姫抱きすると城の中へと戻るシンドバット
「俺が心配なのは、君なんだ。」
分かってくれ…と切実に言うシンドバット。
『シンドバット様…』
驚いた顔でシンドバットを見つめる。
一つの部屋で立ち止まると…
シン「ジャーファル、起きてるか!?」
扉の向こうにいる主に話しかける。
ジャー「シン!?こんな時間に貴方から私の部屋に来るなんて…一体何か……ッ!!?」
何故こんな血まみれに、怪我は、いや一体誰がッ!!!と動揺を見せた。
シン「の里の者だ!警備を強化しろ!!」
わかりました、と言うとジャーファルは走っていった。
シン「最近は君の顔色が優れないとは思っていたが……」
まさかこんな事になってるなんてな…と言うシンドバット。