第7章 美しき暗殺者 シンドバット [完]
夜____
下女の姿解き。暗殺着姿に変わる。
屋根裏に居た。
『(この時間になればさすがに眠っているだろう。)』
は屋根裏の、板を少しずらし見つめる。
『(なに!?晩酌中だとッ!!!)』
1人で酒を嗜むシンドバットを見つめる。
『(起きていようが寝ていようが首を跳ねてしまえばこっちのもの!!!)』
は糸を使いゆっくりとシンドバットの後ろへ降り立つ。
『シンドリア国王シンドバット…お命頂戴する。』
短剣を構える。
その言葉と共にシンドバットは振り向く。
『あ、あぁ……』
顔を赤らめ後ずさる。
シンドバットは振り向き立ち上がると両手を広げる
シン「ほぉー、どこの手の者かは知らんが…俺はもう君に刺されたようだ…君のその美しい瞳に……」
後ずさり壁に背をつくを両手で囲うシンドバット。
は持っていた短剣を離してしまう。
『あ、あぁ……』
顔を真っ赤にしシンドバットを見つめる。
シンドバットは短剣を離したのを見ると抱きしめる。
もシンドバットの背に背を回す。
ジャー「シン!侵入者が入った様です!!ってなぁッ!!!」
慌てて入ってきたジャーファルだが、二人の抱き合いを見つめる言葉を失う。
ジャー「シ、シンその者は……」
わなわなと指をら指す。
シン「あぁ、上から降り立ってな、一目惚れしたから抱きしめ出たところだ。」
ジャー「明らかに侵入者じゃないですか!!!離れてください!危険です!」
縄鏢をに向かって投げる。
バッとシンドバットから離れ前へ出るとくないで弾き落とす。
『シンドバット様に当たったらどうしてくれる!?』
糸と繋がったくないを、床に刺し構える。
ジャー「はぁ!?」
シンドバット様って…とシンドバットを見つめるジャーファル。
シン「互いに一目惚れという事だな!」
ぐっと親指を前に出すシンドバット。