第5章 滅んだ民の生きる場所 シンドバット [完]
ジャー「貴女は……」
「私はターニャこの闘技場の女当主よぉ?」
シン「君がこの闘技場の女当主…」
「そうよぉ?ウチの子返してくださる?大事な闘剣士なの…それ、まだ使えそうだし持ってかれると困るのよぉ。」
シン「勝ったら当主からなんでも一つ貰えるんだろ?」
彼女を貰っていこう。とシンドバットはを抱く手に力を込める。
「チッ…いいわぁ、一度負けちゃったんだもの…仕方ないわぁ」
女当主は舌打ちをするとシッシッと手を払う。
シン「いくぞジャーファル。」
後ろを向き歩き出すシンドバット。
ジャー「はい、シン。」
それに続くジャーファル。