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【マギ】短編集 中編集 の予定。

第4章 皇女と覇王 [完]




絨毯に乗るシンドバットとジャーファル

シン「霞草も早く乗るんだ!!」

霞「いえ!眷属器使いとしてここに残り姫様の助けに…!!!」

短剣を持ちながら言う。

ジャー「それでは、国に残ることになりませんか?」

霞「それはッ……」

言葉をつまらせてしまう霞草にシンドバットは絨毯から降り霞草を持ち上げる。

霞「な、何を!?」

シン「ジャーファルしっかり捕まえててくれ!」

ジャー「分かりました。暴れたら縛っちゃいますのでそのつもりで霞草さん。」

霞草をフォールドするジャーファル。

霞「…分かりました。」

ジャーファルの腕から見え隠れしてる赤い紐を見て返事をする霞草


シン「じゃ、行くぞ…」

絨毯が浮き走り出す。


暫く走っているとの姿が見えた。

『雷光羽槍"バララークスパール"!!!』

雷光と共に鋭利な羽で攻撃して行く。

明らかに魔力を消耗し肩で息をしている

シン「ッ!!!」

堪らず声をかけるシンドバット。

『シン!!!まだこんな所におったのか!置いてっいてって仕舞うぞ!!!』

疲れなど見せない笑みで笑いかける。

シン「ジャーファル、先に行ってくれ。を連れて直ぐに追いつく。」

シンドバットが剣を抜く。

ジャー「分かりました。」


シン「我が身に宿れバアル」

シンドバットは魔装に切り替わり魔法の絨毯を下りの元へ飛んでいく。

シン「…。」

シンドバットは紗耶華の腰に腕を回す。

『シン!?なぜ来たのじゃ!!!』

は戸惑いを見せる。

シン「極大魔法使えないんだろう?大丈夫。俺が蹴散らしてやろう。

雷光滅剣(バララークインケラードサイカ」

剣に集めた雷の力を一気に解き放った。

ズゥウーーーーーン___

辺りにいた兵もその先の兵もずーと先まで誰もいなくなった。


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