第3章 最高の魔導士 シンドバット [完]
『______ッ!!!きゃああああ!!!』
頭を抱えしゃがみ込む
刺さりこんだ部分から毒々しいものが防壁魔法"ボルグ"のドームを伝って中に中に入り込んでくる。
ヤム「はぁっ!!!」
ヤムライハが水魔法で表面の毒々しい物を流していく。
ジャー「!!防壁魔法"ボルグ"を解いたらすぐ私の手に捕まって下さい!!!」
綺麗になった防壁魔法"ボルグ"表面に触り手を差し伸べるジャーファル。
『_____ッジャーファルッ!!!』
ジャー「ッッ!!!」
がジャーファルの手に触れたと同時にジャーファルは勢い良く引っ張り後ろに倒れるようにしてを毒々しい物から守り抜く。
毒々しい物はあと少しでの肩に触れそうだったのだ……
長杖「チッ!!!小賢しい奴らめ……」
杖を手元に戻し悪態をつシンドバットに目をやる。
長杖「なッ!!!」
シン「雷光滅剣"バララークインケラードサイカ"ッ!!」
シンドバットは、剣に集めた雷の力を一気に解き放つ。
その目は怒りに満ち溢れていて極大魔法である…
雷光滅剣"バララークインケラードサイカ"を解き放ったのだ。
長杖「うわぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」
放たれた雷と共に地へ落ちた長杖。
身体も服も黒焦げになった長杖が戦闘不能で倒れていた。
シン「ッッ!!!大丈夫か?」
シンドバットは地上から降りてくるなり
怪我はないか?毒々しい物には当たってないか?
と捲し立てるように話すシンドバット。
ジャー「シン、落ち着いてください!!!それに魔装も!解いて大丈夫です。」
全員戦闘不能ですから…と窘めるジャーファル。
シン「あ、あぁ。分かった。」
シュンっと魔装を解くシンドバット。
『シン、心配ありがとう。二人が助けてくれたからなんともないよ!』
服の袖をちょんと摘み話す
シン「あぁ、良かった…」
心からホッとしたのか肩の力か抜けるシンドバット
ヤム「毒魔法には結構私も焦りましたからね!」
ヤムライハは杖を握りしめていた。