第3章 最高の魔導士 シンドバット [完]
長杖とシンドバットの戦い_____
シン「2組勝負着いたようだな。」
そちらさんの二敗の様だ。とシンドバットは地上から様子を伺っていた。
ジャーファルに、ぐるぐる巻きにさせて動けない双剣。
ヤムライハに、グルグル巻にされて動けない短杖。
更に上空に居る長杖に話しかけるシンドバット。
長杖「陸の者を拝見する余裕があるのだな…
その余裕無くしてくれる。」
風魔法、炎魔法と技を繰り出すがシンドバットはそれ等を全ていなす。
シン「どの魔法も明確で力強い…真っ当な道を進ん出いれば良き魔導士だっただろうに…」
腕を組みながら水魔法も避けるシンドバット。
長杖「貴様ッ!!!避けてばかりで何故攻撃してこない!!!」
それとも近づけないか?とシンドバットを煽る長杖。
シン「あぁ、失礼。先程も言った様にお手並み拝見と、思ってね…」
組んた腕をパッと開いて長杖に話す。
長杖「貴様ッ!!馬鹿にしているのか!?」
杖に雷魔法を纏いながらシンドバットへ向かっていく。
シン「おっと、気を悪くしたかな?」
シンドバットは剣で受け止める。
シン「俺の魔装は雷だから効かない、さッ!!!」
シンドバットは剣を弾き返した。
シン「それにすぐ手の内の全てを明かしてしまったら面白くはないだろう?」
シンドバットは腕を広げながら言った。
まるで風、炎、水、雷と次々に技を繰り出す長杖を嘲笑うかの様に…
長杖「貴様ッ!つくづく馬鹿にしてくれよって!!!」
毒々しい物を長杖に纏いシンドバットに向かっていく。
『_____ッ!!!シン!!それを受け止めては駄目です!!』
防壁魔法"ボルグ"の中に居るが叫ぶ。
シン「_____ッと!」
シンドバットは間一髪で攻撃を当たらずに避ける。
長杖「チッ…!!小娘がぁ!!!!!」
長杖は毒々しい長杖をの防壁魔法"ボルグ"へと勢い良く投げ落とした。
シン「___ッしまった!!!」
ッ!!!とシンドバットが叫ぶ。
は防壁魔法"ボルグ"を強めるが毒々しい杖が防壁魔法"ボルグ"に刺さる。
毒々しい物は防壁魔法"ボルグ"覆っていく……