第3章 最高の魔導士 シンドバット [完]
シン「100人?」
シンドバットの眉間にシワがよる。
長杖「そうだ、男は勿論、女、子供、力を持ちすぎた魔導士は全て殺してきた。」
双剣「そいつで最後の一人の100目ってことっすよー!」
短杖「次元をかけるなんてしてんのはそいつくらいだぜー?
何回探しても逃げんだぜ?探すこっちの身にもなって欲しいぜ!」
長杖、双剣、短杖がご丁寧に詳しく説明してくれる。
シン「なるほどな。交渉は決裂だは渡せない。」
より1歩前出るシンドバットそれに続くジャーファルとヤムライハ。
シン「作戦変更だ。俺が長杖をやる、ジャーファルは双剣、ヤムライハは短杖を頼むぞ!」
『___ッシンッ!!!』
前へ出ようとするを後ろ手で止める。
シン「戦うな。戦えば相手の思うつぼだ。」
振り向かずに伝えるシンドバット
『_____ッ!でもッ!!!』
ジャー「は防壁魔法"ボルグ"で身を守っていてください。」
優しく笑い言葉を発するジャーファル
『ジャーファル…』
ヤム「守られ役に転じてなさい。貴女出来るのはそれだけよ。」
振り向かずに言うヤムライハ
『…………はい。すみません。』
ヤム「勝ったらそこは"すみません"じゃなくて"ありがとう"の所よ?」
分かったわね?そう言うと杖に姫乗りするヤムライハ
『はい、ヤムライハさん』
は防壁魔法"ボルグ"で身を守りに入る。
双剣「あっれー?本命は戦わないんすか?」
剣をクルクル回しながらを見る。
ジャー「えぇ。貴方の相手な私ですから…」
縄鏢を構えるジャーファル
短杖「本命戦わねーじゃ意味ねーぜ!」
短杖が風魔法をに向けて放つがヤムライハがそれを阻止する。
ヤム「貴方の相手は私よ!」
ヤムライハが短杖の行く手を阻む。
短杖「質の高い魔導士の姉ちゃんじゃん!倒せばこれでも100人たぜ!」
長杖「なるほど…我が本命には守りに徹しさせ自分等が戦うと…」
興味深い…と言いながら笑う長杖の男
シン「話が早くて助かる。さぁ、お手並み拝見と行こう。」
シンドバットは魔装のまま長杖の行く手を阻む。