第3章 最高の魔導士 シンドバット [完]
ジャー「シン、ヤムライハどうやら相手側も準備整った様ですよ?」
シン「あぁ、俺は短い杖の相手をする。二人は双剣を頼むぞ!」
ヤム「二対一って言うのも仕方ないか…」
『っ来ます!!』
の声と共に風魔法が飛んでくる。
ヤム「『防壁魔法"ボルグ"!!』」
ヤムライハはジャーファルをはシンドバットをボルグの中に入れ守った。
双剣「あっれー?防壁魔法"ボルグで防がれてるじゃないっすかー!」
二人共威力よわかったんじゃないんすかー?と後ろの2人に問いかける。
短杖「おっかしぜー?あれ俺の全力だったんだぜ?」
なぁ?と隣に立つ長い杖の男に言う。
長杖「質の高い魔導士はあれ位は防げなくてはな…」
長い杖の男はそう言いのけた。
シン「何故、質の高い魔導士ばかりを執拗に狙う?」
短杖「ぇえ?んで狙うかって?おもしれーから?」
双剣「質の高い魔導士倒した俺強いんじゃね?みたいな感じっすよねー?」
短杖に同意を求める双剣。
短杖「そうそう!必死こいてる面みると快感なんだぜ?」
長杖「質の高い魔導士を倒すと我らのランクも上がるというもの。」
ヤム「三対一で一人の魔導師倒してランクが上がるですって?」
ジャー「三対一出なければ倒せない相手ということですね。」
ヤムライハ、ジャーファルがそう言いのけ言い合いが続くなか…
『_____っ』
杖を持ってる手が白くなるほどに握りしめ小刻みに震えていたを見たシンドバットはその手を片手で握り締める
大丈夫だ、落ち着いてくれ____
そう耳元で囁いた。
はい_と返事をしては力を抜いて深呼吸をした。
長杖「悪いことは言わん…その女を差し出せ。」
長杖を持ってない方の手を差し出した。
双剣「そうそう!今なら質の高い魔導士のおねーさんも見逃してやるからさ!怪我しないですむし?いい事尽くしっすよ?」
短杖「そうそう!その女でやっと100人なんだぜ?」
大人しく取引と行こーぜ!と短杖が言う。