第3章 最高の魔導士 シンドバット [完]
『食客である私はシンを守らなくてはいけません!!
もちろん、ジャーファルもマスルールもヤムライハさんも!!』
行ってください……と後は背を向けるは相手の三人を飛ばした部屋へと歩き出す。
シン「…」
ツカツカとの背から肩に手を置く。
『なんですか!?はや、く』
振り向くだけのに膝カックンをするシンドバット
『な、きゃッ』
その場に崩れ落ちる
シン「そんな震えた足で戦えるのか?」
シンドバットは腕組んでを見下ろす。
『震えていたって、折れていたって戦えます!!』
は立ち上がり、
『私は魔導士空中戦だって出来る。例え三人が相手でも倒せたなら討ち死にでもいい!!』
とシンドバットに言う。
_______パァンッ!!
シンドバットはの頬を打っていた。
シン「軽々しく"死ぬ"なんて言うものじゃない。」
怒りもなくその表情は無だった。
シン「我が身に宿れバアル」
シンドバットは魔装化してみせた。
シン「俺だって空くらい飛べるさ…君達だけじゃない。」
そう言うシンドバットの足は地から離れていた。
ジャー「確か魔法の使えない斬撃だけの奴が居ましたね。」
縄鏢を構えたジャーファルが隣に立つ。
ヤム「貴女に守られるほど私よわくないわ。」
私天才魔導士だから?、ごめんなさいね?とに言うとジャーファルの隣に立つ。
三人がの前に立つ。
『な、んで…これは私の戦いで…迷惑をかけるわけには…』
いかないのに…と胸の前で杖を握り締める。
シン「これでも王様だ、食"客"を守るのも務めのうちさ。
それに、君には命を救ってもらった恩がある。」
他にも色々守りたい事情がこっちにもあるのさ、とシンドバットはいう。