• テキストサイズ

【マギ】短編集 中編集 の予定。

第19章 神隠し シンドバット [完]



東の森_____


『ここら辺かしら…』

辺りを見渡す


シン「何も無いな…」

シンドバットもの傍で辺りを見渡す。

『これだけ歩いても何も無いと…ね?』

シンドバットを見やる。

シン「だが、油断は禁物だ。」


『少し休みましょう?』

は丘に座る。


シン「そうだな。」


シンドバットも丘に座る。


さぁあぁぁぁ_____


『風が気持ちいい』

は立ち上がって近くの木に手をついて丘の先を見る




リィーーーーン_____


おいで_____




『え?』




シン「?」




かわいそうね…ひとりぼっちで…_____





の瞳から光が消えた。





おいで_____




は一歩また一歩と踏み出した。



シン「?……!……!!!」


シンドバットは歩き出すを止めるため、腕を掴む。




『消えた子は誰かに呼ばれてるみたいだったって…』


光が消えた瞳でが言う。



シン「今の君みたいにか?」



『ッ!!!私。私は別に…ほら、他も回りましょう。』


の瞳には光が戻って歩き出す。



シン「…………。」


シンドバットはその後ろ姿を黙って見つめていた。

/ 192ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp