第16章 記憶がなくても… シンドバット [完]
ジャー「シン!!」
怒って追いかけようとするが…
『"ジャーファル様!"』
が呼び止める。
ジャー「あんなのおかしいです!!まるでだけ忘れてる様で…」
『"忘れてる様"じゃないわ、忘れてるのよ"私だけを"
ジャーファル時を戻しましょう。私は娶られる前のに戻ります。』
ジャーファル様もその様にお願いします。と頭を下げる。
ジャー「分かりました、そのようにします。」
客間を用意しますので暫くお待ちください。と
ジャーファルも頭を下げシンドバットの元へ駆けて行った。
は広間へ行ったそこにはジャーファル除く八人将がいた。
『みなさん、お揃いで。』
ヒナ「シンドバットの奴ちょっとおかしくなかったか?」
『ザックリと申し上げます。"シンドバット様"は"私の事"だけ忘れられてる様子です。
ですので時を戻しましょう。私は娶られる前のに戻ります。』
ヤム「ちょっとまって!そんな事をしては辛くないの?」
ヤムライハはすぐ様の心配をする。
『ジャーファル様とも話し合った結果です。ご協力下さい。』
は7人に頭を下げる。
ピス「頭なんてさげないでよ~!」
ピスティは泣きそうに言う
『申し訳ございません。ピスティ様』
ドラ「もう、お決めになったことならば…」
仕方ありません。とドラコーンは言う。
『皆様とも会う機会を減らさなければいけませんね…』
暗い顔でそう告げる。
シャル「しかたねぇな…」
頭に手をやり遠くを見るシャルルカン。
『私の事でご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。』
深々と頭を下げるだった。