第15章 愛し君に… シンドバッド [完]
『シン…怖いよ…』
身体を震わせる。
両手はシンドバットが押さえ込みさらに上に股がっている。
シン「人を好きになって番になるんだろ?そこには愛が生まれるんだ。」
これが愛するって事なんだよ…とシンドバットは言う。
シン「嫉妬するし、束縛したくなる。ずっと手の中に囲っていたくなる。」
の手を一つに纏めると頬に手を添え舌を絡め口付けする。
『んんッ……あぅ』
その口付けはだんだん深くなり唾液がの頬を伝う。
『シ…ン……』
が途切れ途切れにシンドバットの名前を呼ぶ。
シン「」
シンドバットが唇を離す。
シン「こんな事されても好きって言えるか?」
は両手を纏めてシンドバットの片手で押さえられのしかかられている。
『すき、だよ?』
なんで?と聞く。
シン「自分でも酷いことしてるって自覚がある。でも、愛してる。」
『愛してる?』
シン「好きよりもずっともっと好きって事だ。」
『好きよりもずっともっと好き…愛してる…』
シン「あぁ、そうだ。」
『はシンのこと愛してる。』
だって、好きよりもずっともっと好きだから…と言うが微笑む。
シン「ッ!!!」
シンドバットは掴んでた手を離しを抱きしめる。
『シン、愛してるの…。』
シン「俺も愛してる、。」
[完]