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【マギ】短編集 中編集 の予定。

第15章 愛し君に… シンドバッド [完]




シン「あ、あぁ、ご苦労さまシャルルカン。」


考え込んでいた顔を上げてシャルルカンへ労いの言葉を言う。


シャル「じゃ、失礼します。、またな?」


の頭を撫で出ていくシャルルカン。


「私もそろそろお暇致しますわ」


頭を下げて出ていく女医。


ジャー「私も仕事がありますので…」

失礼します。と部屋を出るジャーファル。



『…………。』

シン「…………。」


はシンドバットをチラッと見ると耳と尻尾を下げたまま
部屋を出ようとする。


カチャ___

の手によって扉が少し開く。


バタンッ!!!_____

その扉はシンドバットによって勢いよく閉められたのであった。



勢いよく閉められた扉にはビクつく。


『シ、ン?』


はシンドバットを恐る恐る見上げる。


シン「。」

シンドバットの声は低かった。


『シン怖いよ……』

扉へと体重をかけるがこの扉は引き扉押しても開かないのだ。

は完全に耳と尻尾を垂らす。

シンドバットがしゃがみ両手を扉につけを囲う。

シン「……俺がを嫁に迎える好きじゃなきゃ離れてくのか?」

シンドバット表情は前髪で見えない。


『シン…』


シン「男なら誰でもよかったのか?」

シンドバットはの言葉を遮る。


『違う。シャル兄と話して違うって分かった。』

シン「俺じゃない男に惚れたら尻尾を絡ませ誘うのか?」

シンドバットはの尻尾を掴む。

『んにゃあッ!!!』

カクンッと立てっていたは膝から崩れ落ちた。


シン「なるほど…付け根の方が反応がいいな…」


ツツツッと付け根まで指を滑らせるシンドバット。

『んにゃぁあッ!!!』

は足を震わせシンドバットにしがみつく。


シン「誰にでもそんな反応するのか?」


の尻尾から手を離し頬に手を添えるシンドバット。


『ッ!!!』

バッとシンドバットの手を振り払って腕の隙間から抜け出る。


シンドバットはそんなの手を寸前で掴み床に押し倒し乗りかかる。


シン「痛いじゃないか…振りほどくことは無いだろう?」
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