第15章 愛し君に… シンドバッド [完]
『シン、のこと好きじゃないけど嫌いじゃない…普通ってこと?』
耳を、垂らしながら言う。
シン「え、あぁ、ち、違うぞ!!!の事は好きだ。」
だから、な?と必死に伝えるシンドバット。
『の好きはシンのお嫁さんになりたいの好き…!!!』
ぴょんと膝から降りてシンドバットの足に抱きつく。
シン「えぇ!?あぁ、えっと…お嫁さん…?」
シンドバットはかなり動揺してるのかを見つめたあとジャーファルに助けを求める。
ジャー「シンととでは年の差がですね…」
『ニャニャット族は十歳で結婚して番になるわ!』
ジャーファルの言葉を遮る。
ジャー「ちなみにはいくつですか?」
『十歳よ!なりたてだけど…』
腰に手を当てる。
ジャー「あぁ……」
ジャーファルは頭を抱える。
「これは手強いですね…どうなさるんです王様?」
シン「…………」
真剣に腕を組み考えるシンドバット。
『シンはお嫁さんにしたいの好きじゃないんでしょ?』
耳はペタンと尻尾はタランとしながらシンドバットに問う。
シン「ん"~~~~!!!」
腕を組み考えるシンドバット。
『シンがそうでないならはほかのオスのところ行く!』
シンドバットの前から遠ざかり近くにいたジャーファルへと目を向ける
『ジャーファルはのこと好き?』
ジャーファルの脚に尻尾を絡める。
ジャー「好きですよ。でもお嫁さんにしたいの好きではありませんね。」
すみません。と、謝りながら言うジャーファル。
『今じゃなくてもいいの。時間をかけてお互いを知っていけばいいと思う。』
ね?スリィと身体を擦り寄せる。
ジャー「んー、そうですね…考えておきますね。」
の頭を撫でながら優しく言うジャーファル。