第12章 宝石の魔女 シンドバッド [完]
『な、な、何を…』
近距離にいるシンドバットに顔を真っ赤にして俯く。
シン「俺の妻になるのは嫌かな?」
シンドバットはの頬に手を差し伸べ俯いた顔を上げさせる。
『嫌、じゃないわ…』
目が合い揺れる瞳で答える。
シン「なら、良かった。」
ニッコリと笑うシンドバット。
ジャー「ハァ…」
七海の女ったらしも治りますかね…とため息を吐くジャーファル。
シン「急ぎ婚姻の書を用意してくれジャーファル。」
シンドバットはジャーファルにそう伝えた。
ジャー「わかりました。」
すぐにお持ちします。とジャーファルは部屋を出ていった。
パタンと扉が閉まると同時にシンドバットはを見る。
シン「ッ……」
シンドバットの顔が近づく。
『ん!?』
シンドバッドはそのままサヤカに口付け舌を入れる。
絡み合う舌は、サヤカの頭がボーッとさせる。
『ふ、ん…んんッ!』
トントンとシンドバットの胸を叩く。
シン「鼻で呼吸するんだ…できるな?」
もう一度に口付ける。
『ん、ふ……』
必死にシンドバットについてこうと頑張る。
『んん、ふぅ…』
長い口付けはシンドバットが離すまで続いた。
シン「上達するまでには時間がかかりそうだな?」
ニッコリ笑いかけるシンドバット。
『初めての人に舌をいれるなんて…』
顔を真っ赤にし方で息する。
シン「初めてだったのか…いい事を聞いたな…」
シンドバットは嬉しそうに笑う。