第11章 水氷の姉妹 シンドバット [完]
紅玉「ッ!!!」
紅玉はすぐさま駆けていく。
シン「心配いりません。魔力切れで気絶されたのでしょう。」
自分も魔装を解き地面に降り立つ。
ジャー「な、に、が!心配いりません。ですか!?大アリですよ!?
貴方も極大魔法使ってるんですか!?」
ツカツカと歩み寄りシンドバットに注意をするジャーファル。
シン「まさかあんなに大きな氷を作れるとは思わないだろ?
雷光剣(バララーク・サイカ)にも限界があるしな…」
仕方ないだろ…とジャーファルを見る。
紅玉「そんな事よりも怪我の手当てが先ですわぁ!」
紅玉は二人の間に割ってはいる。
シン「紅玉姫、怪我なんてさせてませ、んよ…」
シンドバットは改めて腕の中にいるを見る。
服の胸元に焦げたような後…流れる"血"……
シン「ッ!!!ジャーファル!!!医者だ!!!」
バッとジャーファルを見るシンドバット。
ジャー「わかりました!」
ジャーファルは走っていく
紅玉「夏黄文ッ!!!夏黄文はどこぉ!?」
夏黄文を探す紅玉。
シン「紅玉姫とりあえずベッドに運びましょう。」
紅玉「お、お願いしますわぁ!」
そう言いながらも辺りを見渡す紅玉。
シンドバットは部屋に入りをベッドへと寝かすと胸から布を出し止血する。