第8章 六人目のマギ シンドリア [完]
ジュ「守られてばかりでいいのかぁ?氷の塊はまだまだあるんだぜぇ?」
どんどん増えてく氷の塊が達に向かってく。
ジャー「シン!」
『防壁魔法(ボルグ)!!!』
は杖を構え呪文を唱える。
『灼熱の双掌(ハルハール・インフイガール)!!』
防壁魔法(ボルグ)をそのままに灼熱の双掌(ハルハール・インフイガールを繰り出し近くの氷の塊を溶かしていく。
ジュ「やるじゃねぇか!」
楽しそうに笑うジュダルとは反対に震えながら杖を構える。
ジュ「んじゃ、次…」
紅玉「ジュダルちゃんッ!!!今日は船で待っててって言ったじゃなぁい?」
魔法の絨毯で飛んでくる紅玉。
ジュ「げっ!見つかったか!仕方ねーだろ?おもしれールフの流れが見えたんだからよ!今日はここまでにしといてやるよチビ!」
ジュダルは大人しく紅玉の元へ行く。
紅玉「もうっ!ジュダルちゃんったら困ったものですわぁ!」
今日はシンドバット様に用があるって伝えたのにッ!!!と怒る紅玉。
シン「姫、今日はどの様な用件で?」
紅玉「先日ジュダルちゃんが迷惑をかけたようでその謝罪ですわぁ!」
今日もかけたようですが…とジュダルをキッと見る。
ジュ「あのガキが居なけりゃ来なかったって!!!」
とを指さすジュダル。
魔法の絨毯は庭に降り立ち。
紅玉「あらぁ?貴女初めて見る顔ねぇ?」
紅玉はマジマジと見る。
『わ、私はッ!!!マギよ!』
胸に杖を握りしめ言う。
紅玉「マギぃ?ジュダルちゃんと一緒ってことよねぇ?」
そぉんなに小さいのにぃ?と上から下までを見る。
シン「彼女は今日からこのシンドリア王国のマギになったのさ…」
シンドバットはの肩を掴み引き寄せる。