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My Horned Owl Boy vol.2

第13章 ご報告。




無事に朝練が終わる。

今日はダメだ、授業で寝よう。そうしよう。


教室に着くなり、何人かの子に声を掛けられる。
『今日手繋いでた人誰?』
『同じ学年の人?』

たまたま見てた人がいたのか、しつこい。


「手繋いで来たんだー、ふーん」


雪絵ちゃんが横目で私を見た。
その顔はどこか、隙あらばからかおうとする
少しイジワルな顔だった。

私は詮索されるのが嫌だ。
ましてや、同じクラスなだけで仲良くもない子達だ。


「誰だったらいいの?」

「ふふふー、まおこういう子だからー。
でもいずれ分かると思うよー、今聞かなくても」


雪絵ちゃんがカバーしてくれてとても助かった。

クラスの子達は苦笑いをしながら自分達の机に
戻っていく。それを私達は見ていた。


「ありがとう、助かった」

「いえいえー、だけど木兎とまおがねー
手繋いで来たなんてねー、かわいいねー木葉ー」

「………なんで俺に振るんだよ」

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