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My Horned Owl Boy vol.2

第1章 気になる、黄色目のあいつ。




焼きそばパンにミルクティー、いつものご飯。
でもとても気分が良い。

さすがの雪絵ちゃんもそれを感じた様で
プリンを頬張りながら聞いてくる。


「どうしたの?機嫌いいー」

「うん、なんか、ワクワクする。
何でだろう?分からないけど」

「何でだろうね、でも良かったねー」


2人で他愛のない話をして、予鈴が鳴る。
部活まで、あと3時間。
こんなにも部活に早く行きたいと
思った事なんて無かった。

なんだろう、木兎くんが凄く気になる。
今までに出会ったことの無いタイプだから?
そういえば納得がいく。

チャラい人くらいしか寄ってこなかった。

チャラい人は誰でもいいから。
セックスさえ出来れば、誰でも。


「……、…、まお〜」

「っ!?…あ、雪絵ちゃんにかおりちゃん」

「ビックリしたよ、声掛けてもボーっと
してて気づかないんだもん!!」

「ごめんねかおりちゃん、考え事してた」

「まあいいけどね!早く行こう!」

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