第11章 Will not forget.
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好きな人とのキスって
こんなにも幸せなんだ。
今まで私がしていたものは何だったのだろう。
「……光太郎さん」
「っハイ!?」
「私の家、誰も居ないんだよね……」
「それって、え?」
「良かったら…今日泊まりませんか…」
「え、っあ、ハイ」
初めて、自分からこういう事の誘いをした。
とにかく今日は、一緒にいたいと思った。
公園からそう遠くなく簡単に家に着いてしまった。
光太郎さんはと言うと、上がる前に
手に人と書いて飲んでいた。
「そんなに緊張しなくても」
「するの!!!」
汗かいたら、というので着替えを持っているらしく
そのまま家に招いてしまったけど……
最悪取りに行けばいいか。
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