• テキストサイズ

My Horned Owl Boy vol.2

第11章 Will not forget.




「…あー、ごめん、ろくなご飯出せない」

「いいよ!なんでも食べる!」


さっきまで恐縮していたのに、
もう大丈夫みたいで自分の部屋の様にくつろいでる。

全然、問題ないけど。

たまたま今日お肉解凍してて良かった。
ジュー、といい音が鳴り響く。


「…めちゃくちゃいい匂い」

「焼肉だよ」

「焼肉!俺、大好物なんだよ!!」


光太郎は、子供のようにはしゃいでいる。
ついつい可愛くて、笑みがこぼれてしまう。


「俺、まおの笑った顔好きだよ」


いきなりいうのは反則です。
とりあえず2人でご飯を食べる。


「うまい!美味しかった!ご馳走様!」

「お粗末様でした」

「あー…のさ、シャワー借りていいですか」

「どうぞ、そっち出て、左側!」

「サンキュー!」


こんなにもドキドキした事があっただろうか。
ヤるだけなら、今までと同じだ。
でも……————。

とにかく、今は皿を洗って待ってることにしよう。


この後起こる事に備えて。

/ 150ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp