第11章 Will not forget.
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片付けはすぐ終わり、赤葦くんと解散する。
途中、寄り道をしようと木兎が言ったので
近くの公園に寄った。
家の近くにあるのは知ってたけど
わざわざ来ないから入るのは初めてだ。
「いや〜今日はありがとな!
最後綺麗なストレート打てたわ〜!」
「私は何もしてない、木兎が頑張った結果だよ」
「んー、でも言わせて。いつもありがとな!」
「…どういたしまして」
夕方頃ではあるけど、少し天気が悪いせいで
もう外は暗くなってきていた。
日が沈みそうな、それでいて燃える様な太陽。
冷えるし、汗が引けたら木兎が
風邪引いちゃうな。
「暗くなるし、今日はそろそろ帰ろう」
「——…なあ、まおって好きな奴いる?」
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