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My Horned Owl Boy vol.2

第8章 勉強会、と言う名の。




国語の文章問題って、今まで点数取れてたけど
たしかに言われてみれば点数の取り方を
教えれないんじゃないか…!?

て、アレ?


「木兎、文章問題の文章ちゃんと読んでる?」

「………」

「読んでも無いのに答えが出るとでも…?」

「…眠くなるので…いつも…見てないデス」

「答えは大体文章にあるよ!探さないと!」

「…サーセン」


ある程度勉強をして、もう19時になっていた。
外も暗く、帰れる人から帰ろうと言う事で
解散になった。

最近では、夜に練習して木兎、赤葦くんと
帰るんだけど今日は木兎と2人だ。
流石に女の子1人で帰るのは危ないとの事で
皆に言われて今日はこの形になった。


「まおのお陰で国語点数伸びそう!」

「よかった、途中ごめんね怒涛のように喋ってたよ」

「んーん、大丈夫!俺バカだけど
あんくらい分かりやすければすんなり入るな!」


キラキラした笑顔。
この笑顔が好きだと思った。
実は住んでいるところから近いからか
私を家に届けてから木兎が1人で帰るんだけど


「いつもごめんね、ありがとう」

「全然!お安い御用だわ」

「じゃあまた明日ね、おやすみ」

「おう!おやすみ!」

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