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My Horned Owl Boy vol.2

第8章 勉強会、と言う名の。




いつも通り、暗い家に入る。
ピロン、とRINEを受信する。


『まおに習って俺も1日1教科の勉強にするわ!
明日は生物教えてくれよー!』

『そっか、木兎生物だったっけ!
範囲違うからもしかしたら教えられない
かもしれないけど大丈夫?』

『全然大丈夫!明日もよろしくな!
じゃあおやすみ!』


RINEだけ見ると、カップルみたい。
なんて思ってしまう。

今だけは。

浮かれてたって良いだろう。
皆に協力してもらって2人きりになったって
告白する勇気もない。


「意外と、度胸ないな」


誰も聞いてるわけでもない、ただ思った事を
外に吐き出し、私は眠りについた。

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