第7章 いい目覚めの朝。
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「……ぅん?…まお、おはよう」
「木兎おはよう、ジャージありがとね。
風邪ひいちゃうよ…寒く無かった?」
「全然!俺風邪ひかないし!
それよりまおが寒く無かったなら
良かったけど大丈夫だった?」
「うん、夏だし、ちょうど良かった」
「担いでっても良かったんだけど
起こしちゃまずいなーって思ってさ」
なんなら担いでも全然問題なかったけど
ジャージも羽織らせてもらったし
結果オーライ?
寝顔も見られて、とっても幸せです。
「よし、じゃあ朝メシ食って
また今日も練習頑張るぜ〜」
木兎がぐーっと体を伸ばす。
綺麗な体つきで、思わず見惚れた。
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