第7章 いい目覚めの朝。
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部屋には連れてってくれなかったのか…
正直、眠すぎて覚えていない。
記憶にないジャージがかかってたけど
どうやら木兎のジャージらしい。
………めちゃくちゃいい香りがする。
そして昨日も思ったけど、髪サラサラ。
私のパサパサ髪と大違いすぎる。
何をどうしたらこんなにサラサラに…?
眠ってる木兎はいつもと違う。
もちろん寝てるから静かなんだけど
可愛い…愛しい?
好きだったら、そう思うのかな。
思ってみれば初恋ってした事ない。
こんなにも胸が締め付けられて
相手の行動で一喜一憂して。
……恋って大変だ。
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