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My Horned Owl Boy vol.2

第20章 潜む息遣い。




もう身体は期待している様で
触られてもいないのに下は濡れている感覚がある。

恥ずかしすぎる。

彼はというと、焦らしてるのか、気まぐれなのか。
まだ下は触ってこない。
胸の突起を甘噛みしては私の顔を覗く。


「……さっきから足モジモジしてるけど触って欲しい?」


ああ、やっぱり気づいてた。
鋭く煜るゴールド。


「いじわる」

「あークソ、その顔反則過ぎる」


————ガタッ。
どこからか音がしてお互いにビクりとする。


「明かりつきっぱなしじゃねーかよ…
誰だよ消さねえ奴…つか俺のサポーターどこだ?」


声の主は木葉くんだった。

タイミング、悪過ぎる。
そんなのお構い無しに光太郎は私の下を探ってくる。


「っちょ、っと」

「シッ、声デカイとバレる」

「—————ッ」

「大丈夫、コッチには来ないだろうし」


そういう問題じゃない。
顔に出ていたのか、光太郎はニンマリと笑った。

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