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My Horned Owl Boy vol.2

第18章 影。




「木兎なんてやめてさ、俺とまた
セフレに戻ろうぜ?
森岡は本命作らない方がいいって」

「てか、木兎も何が良くて
こんなあばずれ女と付き合ってんの?
木兎だってあんたがあばずれって
知ってんだよ?あんたチョー最悪!」


ドクン、と心臓が波打つ。
自分の心音がうるさい。
私がヤリマンって言われてるの、知ってる。
むしろ知らない訳がないじゃないか。


「お前、性格悪いな〜。
そんなんだから彼氏出来ないんじゃん?」

「うっさいなー、あんたも彼女いないじゃん」

「いいんだよ、俺はセフレを愛でるので
精一杯だから本命なんて作ってる暇ない」

「うっわー最悪!
ほーら、早くヤってあげなって。
あばずれ女も待ってるし、なんなら
写真撮ってあげるよ。ほら、早く」


逃げなきゃ。
立ち上がっても、男の力に敵うわけもなく
すぐに押し倒されてしまう。

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