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My Horned Owl Boy vol.2

第17章 主張する首筋。




朝練は何事もなく終わり、教室に向かう。


「……まおー、顔に出すぎ。
私達なら大丈夫だからねー」

「ん〜〜、そう言ってもらえるのは
嬉しいんだけど、面倒事なら
私でいいのにって思っちゃう…」

「えー、まおに何かある方が
私は嫌だなー。トイレも一緒に行こうね」

「いいの?」

「ツレションってやつー。
私の時も面倒でもついてきてねー」

「もちろん!」


そういえば、女子ってトイレに皆で
行きたがるものみたいだ。

実際にやった事がないから
その気持ちは分からないけど
友達と一緒にいたいって気持ちが
あるのは悪いことではないんじゃない?

なんて、思ってたら予鈴が鳴る。
1限目…今日なんだっけ。
毎日決まった時間割でも
人間抜ける時は抜けるものである。

———国語の教科書がない。

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