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My Horned Owl Boy vol.2

第17章 主張する首筋。




「なんかさー…木兎と同じクラスの男子?
がね!まおと付き合ってんのかって
根掘り葉掘り聞いてくるもんだからさ…」

「でー?かおりなんて言ったの?」

「朝練遅刻するから木兎から聞いてって
置いて来ちゃった!結局遅刻だけど」

「ふーん」

「……なんかごめんね」

「全然!大丈夫なんだけどさ、
ただしつこそうな男だったから気をつけた方がいいかも?」

「木兎と赤葦、3人で帰りなよー。
どうせ残るんだろうし、あの2人」

「そうする、ありがとう」


光太郎と同じクラス、てことは前に
テストの点聞きに行った時目が合った
あいつらだろうか。

私だけに面倒ごとが来るならまだしも
かおりちゃんもだし、これから先
雪絵ちゃんにも、ましてや部活の人達に
迷惑がかかるのは嫌だな…

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