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My Horned Owl Boy vol.2

第17章 主張する首筋。




「木兎!まお恥ずかしがってるから
やめてやれって!顔真っ赤だぞ!」

「木葉うるせえ!」

「うるさいのは木兎だよー、まお返して」

「おはよう雪絵ちゃん」

「おはよーまお。ほら手放して」


無理くり引っ張られ、木兎とさよならする。
さすがに、部活の人たちに見られるのは
恥ずかしすぎる。他の人ならいいけど。

雪絵ちゃんが凄くニコニコしてる。


「まお、首、目立つよ〜」

「………やっぱり?」

「木兎、怒ろうかー?さすがにコレはダメ」

「大丈夫、来る時怒ってきた」

「ならいいけどー、まおは甘いねー」

「うーん、なんか甘やかしちゃう」

「アレは末っ子だから甘やかさなくて大丈夫!」


かおりちゃんが息を切らしながら話に入ってくる。
きっと走ってきたのだろう。


「かおりちゃんおはよう」

「おはよー遅刻だよー」

「ごめんごめん!なんか変なのに絡まれちゃって」

「変なの?」


はあ、と大きなため息を吐きながら
かおりちゃんが口を開く。

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