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My Horned Owl Boy vol.2

第16章 高揚。




「っ、まお、いれたい」

「……ねえ、昨日も気になったけど
そのゴムどうしたの」


嫉妬深い女の様に聞く。
だって気になってしまったのだ。

すると彼は恥ずかしそうに
口を開いた。


「…ちょっと前に、赤葦にモライマシタ。
今日のは、コンビニでお菓子買う時に一緒にカイマシタ」

「赤葦くん?……あ、彼女、」


そういえば、ちょっと前に彼女がいるとか
いないとか言っていた気がする。
今はどうか知らない。
赤葦くんから話してくれば聞くけど
わざわざ聞く話でも無いだろうし。


「てか!俺だってまおの過去の男とか
気になるし!昨日みたいにまおが
怖がる様にした男とか許せねえんだけど!」

「…なんか、ごめん」

「ま、これからは関係無いしな!
まおは俺のだし、皆知っただろうし
変なのには声掛けられねえはずだ!」


それって、もしかして。

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