• テキストサイズ

Dream〜1st season〜(宏光)

第1章 私の気持ち、あなたの気持ち


客「きゃ〜Ruuna!!」


Ruuna「みんな〜!元気だった?今日もガンガンいくから、最後まで一緒に楽しもうね!!」


ファンの子たちの声に後押しされ、歌い続ける。

時々ステージ袖の方に目を向けると、優しい顔の宏光さんが私を見ていてくれる。





そしてLIVEも終わりに近づく。



Ruuna「みんな今日はありがとう。私達Black Jewelは、今日で3歳の誕生日を迎えました。初めてこのステージに立ってから色んな事があったけど、誰ひとり欠けることなく今日を迎えられたのは、私達を支えてくれているみんなのお陰だと思っています。これから4周年、5周年と頑張っていくので、みんなこれからもついてきてくれますか?」



私は客席を隅々まで見渡した。


客「もちろんついていくよ!」
客「これからもがんばれ!!」



みんながキラキラした笑顔で拍手をしてくれている。



私、歌っててよかったぁ!

メンバーひとりひとりの顔を見る。
みんないい笑顔をしてる。


きっと私と同じ気持ちなんだろう。
このメンバーと音楽ができてよかった。



Ruuna「みんなありがとう」


私は深々と頭を下げた。


Ruuna「さぁ、次の曲で最後だよ!みんな一緒に歌おう!」






最後の歌を歌うと、一旦袖に下がった。


宏光「Ruuna、歌上手くなったじゃん!!」



宏光さんの思いがけない言葉に、顔が赤くなる。


Ruuna「本当ですか?宏光さんに褒めて貰えて嬉しいです!」
宏光「本当だって(笑)」



2人で笑いあってると、ポンと肩を叩かれる。



TAKUTO「Ruuna急げ!アンコールがまだ残ってるんだぞ」
Ruuna「あっ!着替えなきゃ!」

/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp