第1章 私の気持ち、あなたの気持ち
ー主人公視点ー
翌日
私はLIVEのリハの為、ライブハウス『SHINE』に来ていた。
KOUTA「ふぁ〜!」
大きな欠伸をするKOUTA。
Ruuna「KOUTA眠そうだね?」
KOUTA「今日、宮田さんが来ると思ったら興奮して眠れなかった」
そう言うとKOUTAは、もうひとつ欠伸をした。
YU-KI「KOUTA、LIVE中に寝るなよ(笑)」
KOUTA「LIVE中は大丈夫!!」
KOUTAはニッと笑い、Vサインをした。
そんなこんなでリハを終え、LIVEの時間まで楽屋でのんびり過ごしていると、ふいにドアをノックする音がした。
TAKUTO「どうぞ」
?「来たぞー!」
ドアから顔を覗かせたのは、宏光さんだった。
TAKUTO「あ、おはようございます」
宏光「おはー」
ITSUKI「あれ?北山先輩だけっすか?」
宏光さんしか姿が見えなかったので、不思議に思ってると…………
裕太「やっほー」
高嗣「みんなで来たよー」
健永「どもー」
宏光さんはなんと宮田さんだけじゃなく、キスマイメンバー全員を連れて来てくれた。
Ruuna「みなさんお久しぶりです」
俊哉「おっRuunaちゃん久しぶり!!ちょっとちょっと、また可愛くなったんじゃない?」
Ruuna「そんな事ないですよ///」
私は恥ずかしくて、耳まで真っ赤になった。
太輔「俺も思った。絶対可愛くなってるよ。ワタもそう思うだろ?」
渉「うん。なんて言うか、色気も出てきたかも………」
Ruuna「お二人まで……///恥ずかしいです///」
キスマイメンバーにイジられる私をチラッと見る宏光さん。
なんか、いつもと様子が違うように見える。
宏光さんたちの登場でKOUTAも目が冷め、賑やかな時間が過ぎていった。