第2章 汚された未来
「はっ。口のなかも唾液まみれでねちゃねちゃだな。俺は、今から死に行く人間のま○こなんかに挿入はしてやらねーよ」
「んんっ!? ん」
殺人鬼は女性の頭を固定して喉の奥まで突き上げては、腰を揺らす。
黒の雨合羽の下は何も着ていなかったのだ。
男は更に膨らんでいく自身の息子から感じる熱と甘い快楽に、徐々にピストン運動が早くなっていく。
「やっぱり女の口は最高だな。っ、はぁ」
「んん!んんー!!」
喉奥までつかれ、呻めき声をあげる女性だがそんな事殺人鬼は気にしない。
むしろ、殺人鬼はそういう悲痛な声が大好物だ。
自身の手により、涙を流し、苦痛に身をよじる。そんな姿が、彼の最高のスパイスにかわり、唯一勃起が出来る。
変わっている。そう、変わっているんだよ、俺はな。
「はぁ、溢すんじゃねーよ」
女性の口の中に広がる白濁の精液に、殺人鬼はいつのまにか手から離していたバットを拾う。
「え」
そして
「もう、お前は用済みだ」
四角い間取りの個室、鈍い音が響いた。