第7章 燐灰石の秘め事
変なの、中也さんの事考えながら自分で恥ずかしいことしてる。
陰核を撫でたところで、彼に与えられるほどの刺激は無いのに。
しかし、私に触れているのを想像する彼の頭の中では、彼に感じさせられてる私がハッキリと映し出されていて。
あ、やば…中也さんの指想像しただけでイけそ…、
『っ、……、は、…♡』
いつもいじめられてるの。
こねくり回して、可愛がるように撫でられて。
そのまま軽く達した愛液を指に絡めて、中指を中に挿入する。
ゆっくり、彼がしてくれるみたいに。
熱く熟れたソコは私の指程度なら簡単に咥えこんでしまってくれて、根元まで入ってしまえばそこから探るようにして指を曲げてみる。
しかし想像していた快楽は得られず、それを探って指で色々と叩いて、撫でて。
しばらくそうしていても分からないので、試しに動きを変えてゆっくりと指を出し入れさせてみる。
あ、これ気持ちいいかもしれない…いつも中也さん、こんな風にしてたんだ。
ググ、と内壁が膨張して、ナカがキツくなってくる。
こんなに狭くなると、指を動かすのも辛くなってくる。
なのにいつも、あんなに好き放題抉られて…?
『っふ、……ッ!?、ぁ、…ッッ、……あ、…』
奥で感じられた気がする。
あの人、こんなところ好き勝手に出来るんだ。
私だってよく分かってないのに。
そのまま薬指を挿入していくと、キツくなったナカがそれに吸い付くようにうねる。
あ、分かった、今だ。
なんて、ふといつもの行為を思い出して二本の指を奥まで咥え、ク、と押し上げてみると予想通り…待ち望んでいた感覚が私を襲う。
『っあ、あ…♡……ぅ、あぁ、…♡』
見つけちゃった、中也さんの好きなところ。
いつも可愛がってくれるところ…ポルチオって言ってたっけ。
ここで感じたら、いつもいい子いい子って撫でてくれるの。
ここでイったら、いっぱいキスして褒めてくれるの。
開発、したら喜んでくれるかなぁ…?
なんて、細かくそこを撫でていく。
するとそれが止められなくなっていく。
あ、ダメだこれ、もうここでイくの癖になってる。
きゅんきゅんして、感じるのに止めたくなっても、その先に待っているあの快感を期待してそこを何度も指で押して。
『あっ、ぁ……そ、こ…♡、中原さ……ッッ、!!、!!!♡♡』
やっと、深く深く達して、それを続けていく。