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glorious time

第4章 培われしは藍晶石の光輝


そういうことなら分かったよ、と簡単に自分で脱いでしまうその人。
少し汗ばんでいて、長めの髪が肩に一部張り付いていて、余計に色っぽい。

『…ま、って…聞いてな、……な、にそれ…どんな鍛え方したらそんな、そん…っ』

「お前もしかして筋肉フェチか?」

『……目覚めそう』

「そりゃ最高の褒め言葉だな。こんな仕事してた甲斐がある」

こんな身体の人に、抱かれるのか…この人のものにされるのか。
どうしよ、考えただけで濡れちゃいそ。

こぷ、とあそこがそれを漏らしたのを感じて、脚を余計に閉じる。

恥ずかしすぎてまともに直視できない。
なんなのこの人、この人の方がよっぽど私なんかよりもタチ悪いってば。

…かっこいい。
素直に、そう思った。

「おい、目ェまた蕩けてきてんですけど?…大丈夫かよ、そんなんで」

『大丈夫じゃないかもしれない…』

「そうか。じゃ、開き直っておかしくなっちまえ」

太腿に、手が伸びる。
それに、身体が硬直した。

呼吸がまたまともに出来なくなってきて、冷や汗が出る。

「…脚、開ける?……抱きついてる方が怖くないか?」

『ぁ、…な、んでそんな…』

「俺お前に怖がられるような抱き方したくねぇんだってば…気持ちよくして欲しいんだろ」

『……さ、き…こっち、来て』

口にすれば、本当に先に抱きしめに来てくれた。
それから、怖がらなくてもいいと、安心させるように私を撫でて…

『見、見ないでね…っ、ぜったい、みないで…み、見ちゃや、だ…からッ』

「ん、分かった。見ない見ない」

ゆっくりと、脚を開いていく。
するといい子だと言うように…嬉しそうに、彼は私に口付け始め、自身の背中に私の腕を回させた。

「ありがとう…照れてんのも可愛いぞ、リア」

『う、うるさ…、こ、こんな時だけそんな都合いいこと言ったって…』

「へえ、恥ずかしくなったら口悪くなってくるんだ?…すげぇ唆る」

ぞく、と耳から感じ始める。
それから、彼の手が私のお腹を撫でて…既に何度も蜜の零れたそこの下着の脇から、指を侵入させてきた。

下の花芽を可愛がるように指でつついて、それだけの事にまた恥ずかしい声が漏れる。

『ん、んぅ…ッ……そ、それやだっ、そ、な…それ、嫌い…!!』

強過ぎる刺激は、苦手だ。
自分が鳴くしか能のない動物のように思わせられる。

彼の指が、止まった。
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